2018年2月20日火曜日

中華製USB出力ACアダプター

eBayで中華製のUSBアダプターを購入したら、使えるものと使えそうにないものがあったので。
よくスマホ充電用などの名目で、日本のネットショップでも売られているものと大体同じ製品のようです。



中国から国際郵便での発送なので通常2週間くらいの日数がかかります。
2つ買った内の1つは大体1週間以上、2週間には満たない程度の期間がかかって到着。
しかしもう1つの到着が今回はやたらと速く、発送しましたというお知らせがあってから約2~3日でポストに到着。
ここ何ヶ月間か中国発送の安物は何度も買ってますが、今の所最速で届きました。何があったのか…。



購入したのは以下の2点。
どれもUSBポートが4つあるものを選びました。
両方ともサイズは大して変わりません。









プラグが取り外せますが、どちらもそう簡単にはプラグは抜けない程度には固さがありましたので、余程重いものをぶら下げない限りは使っている内にすっぽ抜ける事態にはならなさそうです。


左側のUSBポートが2x2で並んだアダプターは、プラグが折りたたみ式だったり家電製品やノートPCの電源コード等でよく使われているメガネコードが挿せて延長ケーブル的な使い方ができるので利便性がとても良さそうだったんですが…。
左側の2x2ポートアダプターは、出力できる電流量が少なすぎて実用的ではありませんでした。
縦一列にUSBポートが並んだ青いUSBポートのアダプターは、某日本メーカー製のアダプターとあまり変わらない電流出力が可能なようです。





USBに挿して使うライトの光量を比較すると一目瞭然でした。
事情によりかなり古いコンパクトデジカメで撮影してますが御了承ください。



左側のメガネコードが挿せる2x2ポートアダプターにUSBライトを取り付けます。

ISO200で撮影。
肉眼でも暗くて今ひとつ何だかよく解りません。


このデジカメの最上限のISO800で撮影してもこんな明るさ。
近くに置くとかろうじて手元がぼんやり照らせるくらいでした。


Amazonなどで似たような中華USBアダプターのレビューに、「元々電圧110~200V以上の高い電圧用の作りになっていて、日本での電圧100V用ではないせいか、電流(A)値が低くて使い物にならない」という内容が度々書かれていまして、この左側のアダプターはまさにそれだったようです。
博打で買ってみたものの片方は外れでございました。惜しい。

あんまり明るくてもLEDライトの光って目が痛いし…的な常夜灯としてなら使えなくもなさそうですが。

通電中はLEDインジケーターが光る機能もありましたが(USBポート上部にある黒い四角窓の中にランプがある)、ランプの取り付け位置がずれてたりは割と中華製品らしい感じでした。

それと、こちらは電流量もあんまり安定しないのか何なのか、繊細な機器には使わない方が良さそうです。 
スポーツ用の心拍モニターの計測値を記録するのに使いたかったのですが、その心拍モニターに使用中のアダプターを近づけると電波干渉が起きるようで、モニターの10数cm以内くらいの距離にこのUSBアダプター及びアダプターから電力を取っている機器があると、心拍モニターが計測機器からの信号を受信できなくなってしまう、という現象が起きました。
さっきまで表示されてたのに何故か急に計測できなくなったので、表示が途切れる条件を色々切り分けてやってみたら意外な原因が判明しまして、こんなことがあるのだなあと…。
よく安いACアダプターから高周波のようなキーンとした音が鳴って気になる、というレビューがありますが、あれのより酷い版みたいなものかもしれません。





右側の、USBポートが青くて縦一列に並んだ製品は普通に使えたので残念ですね。
まあどちらも300円とか400円くらいだったんですけど。日本で買うと、少なくとも1000円くらい出さないとUSBが3ポート以上はないし各ポート1A以上出せなかったりしますので…。

よく見ると、青いポートの方には100~240Vと書いてありました。日本で使えるということです。
もう片方には入力電圧が110~240Vと書いてありましたが、セラーの載せてた写真には確かそういう画像はなくちょっとした説明文だけだったので、やはり同じ製品の商品ページ探して確認しないと駄目ですね。


青いポートのは、上2つのポートは2.1A出せるそうですが、4ポート合算で3.1A以内が限度だそうなのでその点は注意が必要そうです。
あと商品説明にUSBポートが光っているような写真があったような気がしますが、届いたものは光りませんでした。
全く同じ外観で光る製品もあるようなので紛らわしいです。
今回はアダプター側が光る必要は特にないので気にしませんが。

ISO200で撮影。
こちらはノートPC横のUSBポートに挿すとキーボード全体が照らせるくらいに明るいです。


USBに挿す電流計で計測できれば更に良かったのでしょうが。


あとはいずれ燃え出さないか、というくらいでしょうか。